2020年の箱根駅伝出場校と注目選手まとめ!往路・復路など区別に有力選手を調べてみた!

2020年の箱根駅伝(第96回東京箱根間往復大学駅伝競走)出場校が2019年10月26日の予選会で決定しました。

今回はシード校10校は除いて、予選会通過で出場が決まった大学の選手をピックアップして調べました。

予選会の好成績選手と往路・復路の有力選手を箱根駅伝の参加資格である10000mの記録上位選手とTwitterでの話題も合わせて探してみました。

個人的には山梨学院大学の予選敗退に驚いております。

【箱根駅伝2020】出場校のエントリーメンバーまとめ!区間別注目選手と優勝予想もしてみました!



2020年の箱根駅伝出場校

2019年10月26日に第96回箱根駅伝出場をかけた予選会が行われました。

下記の表は今回出場が決定した学校です。↓

<シード校>
東海大学
青山学院大学
東洋大学
駒澤大学
帝京大学
法政大学
國學院大學
順天堂大学
拓殖大学
中央学院大学

 

<予選通過校>
東京国際大学
神奈川大学
日本体育大学
明治大学
創価大学
筑波大学
日本大学
国士舘大学
早稲田大学
中央大学


<関東学生連合>
山口武(東京農業大学)
吉里駿(駿河台大学)
宮田僚(麗澤大学)
吉井龍太郎(大東文化大学)
上土井雅大(亜細亜大学)
阿部飛雄馬(東京大学)
外山結(育英大学)
船田圭吾(武蔵野学院大学)
大石亮(専修大学)
菅原伊織(城西大学)
渡邊晶紀(山梨学院大学)
竹上世那(流通経済大学)
武田貫誠(上武大学)
司代隼(慶應義塾大学)
山田直樹(日本薬科大学)
森陽向(東京経済大学)
<スタッフ>
監督 山川達也(麗澤大学陸上競技部監督)
コーチ 徳本一善(駿河台大学陸上競技部駅伝監督)
コーチ 近藤重勝(上武大学陸上競技部駅伝監督)
マネージャー 太田直也(神奈川大学:関東学生陸上競技連盟常任幹事)

 

シード校10校+予選通過校10校+関東学生連合1組の合計21チームで競われます。

※関東学生連合は、予選落ちしたチームの中で、タイムの良かった選手が優先して選ばれる枠です。

 

2020年箱根駅伝予選会の個人タイム1位~10位の注目選手

2019年10月26日に行われた第96回箱根駅伝予選会の個人タイムの上位10名の紹介です。

第96回大会予選個人成績
順位 選手名 学校名 タイム
1 レダマ・キサイサ 桜美林大学 1:01:01
2 ライモイ・ヴィンセント 国士舘大学 1:01:37
3 イェゴン・ヴィンセントキベット 東京国際大学 1:02:23
4 チャールズ・ドゥング 日本大学 1:02:33
5 伊藤達彦 東京国際大学 1:02:34
6 荻久保寛也 城西大学 1:03:12
7 米満怜 創価大学 1:03:19
8 ジェームズ・ブヌカ 駿河台大学 1:03:26
9 手嶋杏丞 明治大学 1:03:28
10 ボニフェス・ムルア 山梨学院大学 1:03:38

この中でもライモイ選手、イェゴン選手はお二人とも有力選手でお名前も同じヴィンセントということでどちらのヴィンセントかという事でTwitterで話題になっていますね。

イエゴン・ヴィンセントキベット選手すごい!
↓下のTwitterは青山学院の鈴木選手との攻防ですが、駅伝というのは、言葉だけでは見えないドラマがあって面白いなあと感じました。



2020年箱根駅伝参加資格の10000m記録1位~20位の有力選手

下の図は予選会に通過した大学で、参加資格の一つである10000m記録の上位成績者をランキングしてみました。

10000m記録上位選手1位~10位
順位 選手名 記録 大学
1 レダマ・キサイサ 27:43:52 桜美林大学
2 ライモイ・ヴィンセント 28:03:74 国士館大学
3 イェゴン・ヴィンセントキベント 28:04:55 東京国際大学
4 チャールズ・ドゥング 28:12:34 日本大学
5 ダニエル・カヨウキ 28:20:83 桜美林大学
6 ムソン・ムイル 28:21:46 創価大学
7 フィリップ・ムルワ 28:38:32 創価大学
8 中谷雄飛 28:50:77 早稲田大学
9 小袖英人 28:52:49 明治大学
10 越川堅太 28:53:11 神奈川大学

 

10000m記録上位選手11~20位
順位 選手名 記録 大学
11 三輪軌道 28:53:36 明治大学
12 鈴木聖人 28:55:84 明治大学
13 太田智樹 28:56:32 早稲田大学
14 村上純大 28:58:16 明治大学
15 伊藤達彦 28:58:58 東京国際大学
16 森凪也 29:09:57 中央大学
17 池田耀平 29:13:11 日本体育大学
※18 川澄克弥 28:37:20 大東文化大学
※19 奈良凌介 28:53:96 大東文化大学
※20 荻久保寛也 28:37:66 城西大学

※18位~20位は予選敗退となりましたが記録が上位なので記載しました。

↓レダマ選手とフィリップムルワ選手はインカレの10000mでも優勝、準優勝されていますね。

↓早稲田大学の中谷選手は出場されなかったようですが、スーパールーキーと言われているので箱根ではぜひ見たいですね。

↓城西大学の荻久保選手(2区)区間賞!すごいですね。明治大学の阿部選手は3区でトップ予想されるという事はかなり注目されていますね!

↓明治大学の小袖選手も大々的に取り上げられていて期待されているのが分かります。



↓大東文化大学の奈良選手、川澄選手は惜しくもチームでは箱根駅伝参加はできませんが、まだ関東学生連合の枠での出場が可能性としてはありますね。大東大のダブルエースなんですね!

↓予選を一位通過された東京国際大学の伊藤達彦選手は今回特に注目されているのではないでしょうか。

↓下級生時代も評価されていたという事はすごいですね。

伊達選手は今年も花の2区で出場でしょうか!楽しみですね。

伊達選手は人を引き付ける強さがあるのですね。

2020年箱根駅伝往路・復路の区別の特徴

箱根駅伝では10区間を選手10名がたすきをつなぎ走ります。ただ数字で分かれているだけの区間ではなく、コースの高低差などによって選手の振り分けがあり、タイムが早いとかだけではなく、そのほかにもいろんな要素が絡んでくる種目のようですね。

選手の特性をどの区で使うかは監督の采配によるもので重要というのも面白いです。

2020年箱根駅伝出場校の注目選手区別

箱根駅伝・往路(1区から5区)の特徴

1区21.3 km・レースの流れを大きく左右

 レースの流れを大きく左右する重要な空間でもあるためチーム屈指のスピードランナーが登場し慎重な駆け引きが続きます勝負のポイントは平坦な直線的なコースが長く続いた後の17 km 過ぎの六郷橋。

 

2区23.1km・花の2区

各校のエースが登場 

距離が長く中盤の13 km からは権太坂ラスト3 km には上り下りの繰り返しが待ち受け体力精神力勝負感全てが求められる各校のエースといえども攻略が難しいと言われていて記録的なごぼう抜きが見られるのもこの区間。

 

3区21.4 km ・富士山そして相模湾

前半に約9kmの穏やかな下り坂が続く 街を抜けて11 km を過ぎ134号線に出ると正面に富士山、左側に相模湾を望む箱根駅伝の中で一番の景勝地へ 時として強い向かい風が選手の行く手を阻む。

4区20.9 km ・新たなレース展開に期待 

平地区間では一番短いが往路の終盤に向けて重要な区間5区に良い位置で繋ぐために集団から遅れていても一人でペースを刻むことが要求され今大会から距離が変更(2.4 km) 延長になり新しい展開が期待される。

 

5区20.8 km ・最大の難所山登り

国道1号線最高点の標高約874 M までを一気に駆け上がる 20.8 km という距離だけでは全く予想のつかないコース 16.2 km の最高地点を過ぎると19 km 過ぎの箱根神社大鳥居まで今度は一転して下ります ここでの走りの切り替えが ゴールタイムを左右する大きなポイントに。

箱根駅伝・複路(6区から10区)の特徴

6区20.8 km・一気の下り

最初の4 km を登ってから一気に下りにカーブが9でスピードも速いためコース取りが重要 足への負担も大きく下りで飛ばしすぎると残り3 km が苦しくペース配分が鍵となる 朝の箱根山中は冷え込みが厳しく思わぬ腹痛や停電に見舞われることもある。

7区21.3 km ・激しい気温の差

9 km 過ぎから小さなアップダウンが続きペースがつかみにくく、走りにくいコースです。山おろしの風で冷え込み太陽が高くなるにつれて正面からの日差しが強くなるため気温の変化が一番大きく油断すると思わぬ失速が。

8区21.4 km ・追い風が体力を奪う

追い風が吹くと選手と追い風が同じスピードになっても無風の中走ることとなり、体感温度がさらに上がって選手たちの体力を奪う。

湘南新道に入ってからの、アップダウンを含む9 km に渡る上り坂が上昇する気温とともにボディブローのように選手を苦しめる。

 

9区23.1 km ・大逆転の舞台へ 

優勝争いシード権争いの大逆転の舞台となることもあり鶴見中継所では幾多ものドラマが生まれます各チームの最終目標に向けて攻めか抑えかの戦略が展開される繰り上げスタート(1位から20分以上遅れた場合)を避けようとする選手の姿も見られる。

 

10区23.0 km ・9人がつないだたすきを胸に

大歓声の声援を受けながら中央通り日本橋を抜け仲間が待つフィニッシュへ「ここまでみんなが頑張ってきたのだから」という気負いと気温の上昇により思わぬアクシデント逆転劇が起こることも多い最終区間シード権を巡る争いは年々激しさを増している。



【箱根駅伝 2020】区間別の注目選手!往路編

続いて今大会における区間別ごとに注目選手を紹介したいと思います。
観戦を予定している方は、注目選手に声援を送ってみてください。

【箱根駅伝2020年】1区の注目選手!

東洋大学:西山 和弥(3年)=2019年箱根成績/1区1位

↓西山選手良い顔をされていますね!

↓西山選手、今西選手、渡辺選手3年間の絆が見えますね。仲が良さそうな雰囲気がにじみ出ています。

【箱根駅伝2020年】2区の注目選手!

東洋大学:相澤 晃(4年)=2019年箱根成績/4区1位
帝京大学:星 岳(3年)=2019年箱根成績/10区1位
青山学院大学:岸本 大紀(1年)=2019年箱根成績/なし
国士舘大学:ライモイ・ヴィンセント(2年)=2019年箱根成績/2区3位

【箱根駅伝2020年】3区の注目選手!

青山学院大学:鈴木 塁人(4年)=2019年箱根成績/10区2位
↓泣ける動画です。ほんとにどの場面にもたくさんのドラマがあるんだろうなあと改めてスポーツっていいなあと思いました。

【箱根駅伝2020年】4区の注目選手!

予想では補欠選手の数名が入れ替えで登録される可能性があります。

【箱根駅伝2020年】5区の注目選手!

東海大学:西田 壮志(3年)=2019年箱根成績/5区2位
法政大学:青木 涼真(4年)=2019年箱根成績/5区3位
國學院大学:浦野 雄平(4年)=2019年箱根成績/5区1位

【箱根駅伝 2020】区間別の注目選手!復路編

【箱根駅伝2020年】6区の注目選手!

青山学院大学:谷野くん

神奈川大学:荻野くん

東洋大学:今西駿介くん
今西くんの経験値から言うとプレッシャーも並ではなさそうですね。期待されていますね。

法政大学:坪井慧くん
↓ツイッターではこのような予想結果も出ていました!

【箱根駅伝2020年】7区の注目選手!

青山学院大学:中村友哉くん

明治大学:阿部弘輝くん

東海大学:松崎咲人くん

【箱根駅伝2020年】8区の注目選手!

東海大学:小松 陽平(4年)=2019年箱根成績/8区1位

【箱根駅伝2020年】10区の注目選手!

東海大学:郡司 陽大(4年)=2019年箱根成績/10区3位
日本体育大学:中川翔太(4年)=2019年箱根成績/10区16位

【箱根駅伝2020年】補欠注目選手!

↓監督の采配が問われるところですね。

東海大学:館澤 亨次(4年)=2019年箱根成績/4区2位
青山学院大学:吉田 圭太(3年)=2019年箱根成績/4区2位
中央学院大学:有馬 圭哉(4年)=2019年箱根成績/4区6位
明治大学:阿部弘輝(4年)=2019年箱根成績/3区2位
早稲田大学:中谷雄飛(2年)=2019年箱根成績/1区4位


一部区で注目選手を挙げしましたが、気になるのは東海大学と青山学院大学が主力選手を補欠登録しているところです。
主力選手を補欠登録することで、当日に出走登録変更の作戦をとります
これはレースを優位に進める上で他の大学の出方を見極め、勝負どころの区に補欠登録した主力選手を入れ替えます。
こういった所も箱根駅伝の魅力ですね。
どの選手がどの区間を走るのかが勝負の大きな分かれ目になりますので、各大学の注目選手がどの区間を走るのかも注目してみてください。

いろんなドラマを見せてくれる選手の皆さんに感謝ですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!